クレジットカードの引き落とし日に残高不足!注意点や回避策は?

クレジットカードの引き落とし日に残高不足!注意点や回避策は? クレジットカードの引き落とし日に残高不足!注意点や回避策は?

クレジットカードの引き落とし日に残高不足!注意点や回避策は?

クレジットカードの引き落としに関する注意点

残高不足を防ぐためには、引き落としに関する基礎知識と自分が利用しているクレジットカードのルールを知っておくことが重要です。

引き落としがある支払日と締め日・確定日の違い

支払日とは、クレジットカードの口座からお金が引き落とされる日です。
締め日とは、1カ月間の利用額が決定される日です。例えば、15日締めのカードなら、前月16日から当月15日までの利用額が合計されます。
確定日とは、請求金額が確定する日のことです。多くのカード会社は締め日の10日程度後に確定日があります。
利用者の視点でまとめると、支払日は口座残高を意識するべき日、締め日はクレジットカードの利用で意識するべき日(期間)、確定日は支払額を確認する日です。

いつからいつまでの利用分を支払うのか

利用額を計算する期間は締め日によって変わるため、クレジットカード会社の情報を確認しておきましょう。
仮に、毎月15日が締め日、翌月10日が支払日のクレジットカードを利用していたとします。この場合、例えば、4月10日に支払う利用額は、2月16日から3月15日までに利用した額になります。
ちなみに、このケースでは、毎月20日から25日ごろまでに確定日があり、請求確定額のお知らせがあることが一般的です。

請求処理によりタイムラグがあることに注意

加盟店の請求処理によって利用額にタイムラグが出ることがあります。例えば、締め日が15日のカードで15日にカードを利用した場合、直近ではなく次の利用額に含まれるなどです。そのため、正確な請求額を知るには、確定日または支払日の直前に、最終的な金額を確認したほうが確実です。

クレジットカードの残高不足を防ぐ方法

クレジットカード引き落としの残高不足を防ぐには、どうすればよいのでしょうか。ここでは手軽に実行できる5つの方法を紹介します。

お知らせサービス・スマホアプリを利用する

自分で支払日をメモしていても確認を忘れてしまうことが多い場合は、クレジットカード会社のお知らせサービスを利用しましょう。ちょうどよいタイミングでメール通知が届くため、残高不足を防げます。
また、スマホのリマインダー機能を使って支払日を登録しておくのも便利です。メッセージが表示された際に、スマホアプリやWebサイトのマイページで請求額を確認するようにしましょう。

買い物のタイミングを調整する

クレジットカードの締め日を意識して買い物をすることで、請求金額が増えすぎることを防げます。特に高額の買い物をするときは締め日を意識しておき、どの月の支払日に引き落とされることになるのか考えておきましょう。ただし、請求金額にタイムラグが発生することもあるため、確定した請求金額をチェックしておいてください。

リボ払い・分割払いに変更する

どうしても残高不足になってしまいそうな場合は、一括払いの一部をリボ払いや分割払いに変更する方法があります。
毎月の請求額を分散することで、当月に支払う金額を減らせるからです。ただし、支払日の直前になると変更できないため、1週間程度の余裕を持って手続きをする必要があります。

まとめ

クレジットカードの引き落としで残高不足になると、利用制限だけでなく、信用情報に傷が付くなどのリスクもあるため注意しましょう。残高不足を予防するには、給料日後に支払日があるカードをつくったり、手軽にリボ払い・分割払いに変更できるカードを選んだりする方法があります。