クレジットカードは何枚まで申し込める?複数枚持つ場合のポイント

クレジットカードは何枚まで申し込める?複数枚持つ場合のポイント クレジットカードは何枚まで申し込める?複数枚持つ場合のポイント

クレジットカードは何枚まで申し込める?複数枚持つ場合のポイント

クレジットカードを複数保有したいと考えているものの、何枚まで持てるものなのかわからず迷っている人もいるでしょう。この記事では、クレジットカードを複数枚持ちたいと考えている人へ向けて、保有枚数の目安や複数枚持つうえでのポイントを解説します。クレジットカードを複数枚持つメリット・デメリットについても解説するため、2枚目以降のクレジットカードを検討する際の参考としてください。

クレジットカードは何枚まで申し込める?

クレジットカードの保有枚数について、特に上限は定められていません。そのため、クレジットカードの申込みをしてカード会社の審査をクリアすれば、基本的には何枚でも所有できます。人によっても、クレジットカードの最適な保有枚数はそれぞれ異なります。一般的には、2〜3枚程度のクレジットカードを併用している人が多いです。

クレジットカードの平均的な保有枚数は何枚くらい?

一般社団法人クレジット協会が実施したクレジットカードの発行枚数調査結果によれば、2021年3月末時点におけるクレジットカードの発行枚数は、2億9,531万枚です。2021年12月時点の日本の総人口(概算値)は1億2,547万人であり、1人あたりの保有枚数を単純計算すると約2.2枚になります。
この計算結果を踏まえると、クレジットカードを複数枚保有している人は多いと考えられます。

クレジットカードを複数枚持つ場合のポイント

クレジットカードに付帯されている国際ブランドとしては、VISAやMasterCardなどさまざまな種類があります。そのため、クレジットカードを複数枚持つなら、それぞれ異なる国際ブランドにすると便利です。
また、クレジットカードによって、年会費、ポイント還元率、旅行保険の有無などの条件が異なります。使用する場面にあわせて使い勝手がよいクレジットカードを組みあわせるとよいでしょう。

クレジットカードを複数枚持つメリット

クレジットカードを複数枚もつと、さまざまなメリットがあります。具体的なメリットについて解説します。

目的に応じて使い分けられる

クレジットカードが複数枚あれば、買い物の目的に応じて使い分けられます。たとえば、日常生活で使用するクレジットカードと旅行や趣味のために使うクレジットカードをわけておけば、それぞれの支出を管理しやすくなります。目的にあう付帯サービスや特典がついているクレジットカードを選ぶと、使い勝手がより高まるでしょう。

さまざまな支払いに対応できる

店舗やサービスによって使えるクレジットカードが異なるケースもあります。複数の国際ブランドのクレジットカードを所有していれば、対応できる支払いの幅を増やせます。クレジットカードを使いこなすためには、複数の国際ブランドを組みあわせて所有するのがおすすめです。

メインカードが使えなくなったときのスペアになる

メインカードで高額な買い物をした場合、支払限度額を超えてその後の支払いができなくなる可能性もあります。また、メインカードを紛失・盗難すれば、カード会社での手続きが済むまで使用できません。そのような場合にサブカードがあると、スペアとして活用できます。
日常的にクレジットカードを使用している人は、現金の持ち合わせが少ない傾向があります。スペアのカードがあれば、そのような場面でも安心です。

補償が充実する

クレジットカードには、それぞれ旅行保険やショッピング保険などがついています。クレジットカードを複数所有している場合、付帯している保険の補償額の合算が可能です。受けられる補償内容が充実し、万が一の事態が発生しても安心感があります。クレジットカードを作るだけで補償を受けられるため、有効活用しましょう。

クレジットカードを複数枚持つデメリット

クレジットカードを複数枚所有すれば、デメリットも発生します。ここでは、具体的にどのようなデメリットがあるか解説します。

利用状況がわからなくなる

複数のクレジットカードを持っている場合、それぞれを使用していると合計でいくら支払ったのか把握しにくくなります。各クレジットカードの限度額まで使用できてしまうため、想定以上に使い過ぎるおそれがあります。
また、クレジットカードごとにポイントが貯まるため、ポイントの管理も煩雑になるでしょう。

カード番号や暗証番号の管理が大変になる

クレジットカードの枚数が多いと、管理すべきカード番号や暗証番号の数が増えます。Web明細を利用するなら、それぞれIDやパスワードを把握しなければなりません。それぞれ重要な個人情報であるため、第三者に知られないよう管理を徹底する必要があります。

クレジットカードを複数枚持つ際の注意点

クレジットカードを複数枚持つなら、気をつけたいことがあります。ここでは、注意点について具体的に解説します。

利用額を把握する

保有している各クレジットカードの利用額について、常に現状を把握しておきましょう。支払いにあてられる予算をしっかり意識し、それ以上にカードを使いすぎないよう管理する必要があります。レシートや明細をチェックし、計画的にクレジットカードを使用することが大切です。

ポイントの有効期限を確認する

クレジットカードを使用すればポイントが貯まりますが、有効期限が定められています。有効期限をすぎるとポイントは消滅し、利用できなくなります。せっかく貯めたポイントを無駄にしないようにするには、ポイントの有効期限もしっかり把握しておきましょう。ポイントが消滅する前に使用し、商品やサービスに交換してください。

年会費を把握する

クレジットカードは、それぞれ年会費がかかります。複数のクレジットカードを所有すると年会費として支払う総額も高くなる可能性があるため、年会費がいくらかかるのか確認が必要です。初年度の年会費が無料でも、条件によっては次年度から年会費がかかるカードもあります。年会費のルールについて正確に把握し、想定以上に費用がかからないよう管理しましょう。

カード番号や暗証番号は適切に管理する

カード番号や暗証番号が他人に知られれば、不正利用されるリスクがあります。カード番号や暗証番号は厳重に管理し、他人に知られないように気をつけてください。万が一、クレジットカードの紛失や盗難が発生したら、速やかにカード会社へ連絡して必要な手続きを進めましょう。

短期間に複数枚のクレジットカードを申し込まない

クレジットカードのなかには入会特典が魅力的なものも多いため、特典を得るために申し込む人もいるでしょう。しかし、短期間に複数枚のクレジットカードに申し込むと、審査に通らない可能性があります。審査に通過できないと、クレジットカードに入会できません。クレジットカードを作ったら適切に使用して実績を作り、そのうえでサブカードの申し込みをしましょう。

紛失や盗難に注意する

クレジットカードが複数枚あると、不正利用された場合に被害額が大きくなるリスクがあります。紛失や盗難が発生しないよう、クレジットカードはしっかり管理しましょう。どのクレジットカードをどこに保管しているか把握し、仮に紛失や盗難が起きてもすぐに気付けるようにしておくことが大切です。

まとめ

クレジットカードを複数枚所有すれば、より便利に活用できます。目的にあうクレジットカードを選び、適切に管理して使いこなしましょう。