代引き(代金引換)でクレジットカード支払いは可能か?カード決済のメリットやデメリット

代引き(代金引換)でクレジットカード支払いは可能か?カード決済のメリットやデメリット 代引き(代金引換)でクレジットカード支払いは可能か?カード決済のメリットやデメリット

代引き(代金引換)でクレジットカード支払いは可能か?カード決済のメリットやデメリット

代引き(代金引換)は、Webサイトで商品を購入した際の決算手段の一つです。この記事では、代引きの支払いを現金からクレジットカード払いに変更できるのか、決済が可能な場合の具体的な条件などを解説します。記事を最後まで読めば、クレジットカード決済の利用時の疑問も解決できます。ぜひ参考にしてください。

代引き(代金引換)とは

代引きとは代金引換払いを略した言葉で、通販サイトなどで代金と引き換えに購入した商品を受け取れるサービスです。代引きでは現金払いによる支払いになりますが、配送会社によって他の方法で支払うこともできます。代引きを利用する場合は、配送会社に代引き手数料を支払わなければなりません。ただし、商品の代金が手数料込みになっているケースもあります。

代引き(代金引換)のメリット

代引きを利用するメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。代引きを利用した場合のメリットを以下で解説します。

コンビニ受け取りができる

代引きを利用した場合、商品の受け取り場所を自宅以外に最寄りのコンビニに設定できます。コンビニで受け取れるようにすれば24時間いつでも商品を回収でき、自分のタイミングで代金を支払えるメリットがあります。コンビニ受け取りを設定した場合は、代金の支払いは配送会社ではなくコンビニのレジで支払うのが一般的です。

購入した商品が届かないリスクを回避できる

代引きは商品が手元に届いてから代金を支払う後払い決済のため、消費者にとってリスクの低い安心できる決済手段の一つです。クレジットカードを所有していない人は、コンビニ払いや銀行振込などの前払い決済を利用するケースが多いです。
ただし、通販サイト側が入金を確認するまで、商品が発送されないデメリットがあります。代引きなら、商品が発送されないなどの通販詐欺を未然に回避できます。また、通販サイト側から個人情報が外部流出し、第三者に悪用される心配もありません。

クレジットカード払いができる場合がある

配送会社によっては、代引きでクレジットカード払いに対応している場合があります。クレジットカード払いの場合は、ドライバーが専用端末でカード情報を読み取ることで支払いを行えます。専用端末に読み取られた個人データは決済直後に消去されるため、情報漏洩の心配がありません。
ただし、配送会社がクレジットカード払いに対応している場合でも、利用できるカードのブランドが決まっているケースがあるため注意が必要です。

代引きのデメリット

代引きの利用にはメリットだけではなくデメリットもあります。ここでは、代引きを利用した場合のデメリットを解説します。

支払いが現金のみの場合がある

配送会社が日本郵政の場合は、代引きを選んでもクレジットカード払いや電子マネーは利用できません。現金のみの支払いになります。
また、クレジットカード払いに対応している配送会社であっても、商品を発送する荷送人で現金による支払いの指定がある場合は、現金払い以外の支払い方法に変更できません。代引きで現金以外の支払い方法を選択する場合は、どのような決済手段があるのか確認することをおすすめします。

手数料がかかる

代引きを利用するデメリットは、商品代金や送料の他に代引き手数料がかかることです。数百円程度の手数料が発生し、商品代金に上乗せして請求されます。代引き手数料がかかるのは、商品の決済に通販サイト・配送会社・決済代行会社の3者がかかわっており、それぞれにコストが発生しているためです。
クレジットカード払いや電子マネーを利用した場合も、代引き手数料が発生する仕組み自体は変わらないため、手数料を支払う必要があります。

代引きをクレジットカードで決済するには

代引きでクレジットカード払いにする条件を以下で解説します。

ECショップ側が許可をしているかを確認する

通販サイトの中には代引きの決済手段として、クレジットカードでの支払いを認めている場合があります。クレジットカード払いの可否は、通販サイトの支払い方法の項目に掲載されていることが多いです。たとえば、代引き(カード払い可)などの記載があるかを確認しておきましょう。

対応している運送・配送会社を利用する

代引きをクレジットカード払いにする場合は、ドライバーが専用端末を所持している運送・配送会社なのかを、確認しておくことが大切です。ドライバーが専用端末を常に持って配送していれば、自宅の玄関などで決済を行えます。配送会社の公式サイトで、対応可能なクレジットカードのブランド名を確認しておきましょう。

クレジットカード払いとは

クレジットカード払いとは、商品を購入するタイミングに決済も同時に行える支払い方法の一つです。通販サイトで商品の購入手続きを行う際に、クレジットカード番号や暗証番号を入力することで、インターネット上で決済を完了できます。クレジットカード払いは、キャッシュレス決済に不可欠な支払い方法です。

支払いをクレジットカードにするメリット

支払いをクレジットカードにするメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、決済手段にクレジットカード払いを選ぶメリットを解説します。

手数料がかからない

クレジットカード払いのメリットは、手数料が発生しないことです。一般的に、代引きや銀行などの金融機関振り込みを決済手段に選んだ場合は、手数料が発生します。代引きの場合は1件あたり数百円程度の手数料が商品の代金に上乗せされます。一方でクレジットカード払いであれば、手数料がかからない場合が多いためお得です。

現金がいらない

クレジットカード払いでは現金で支払う必要がないため、小銭が貯まることがありません。クレジットカード1枚あれば、外出先でお財布を持参しなくてもスマートに会計を済ませられます。また、現金を持ち合わせていないときでも商品を購入できます。

クレジットカードのポイントが貯まる

クレジットカードを利用すれば、クレジットカード会社からポイントが付与されます。クレジットカード会社では商品の購入金額に応じて、ポイントを還元する制度が設けられています。貯まったポイントは現金に換える、商品の代金の一部に利用するなどのお得なサービスの利用も可能です。

ショッピング保険が適用となる

クレジットカードの種類によって、ショッピング保険が付帯されている場合があります。ショッピング保険とは、自宅に届いた商品が破損していた場合や盗難被害に遭った場合など、クレジットカード会社が代金の一部を負担してくれるサービスのことです。
ただし、保険の対象になる商品や補償期間はクレジットカード会社によって異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。また、分割払いやリボ払いのみ対象になるケースが多いため、1回払いで購入した商品の代金は補償されない可能性もあります。

分割払いが可能

高額な商品を購入する場合、手元に全額がなくても分割払いで支払いを数回に分けることができます。また、分割払いを選ぶことで、クレジットカード会社からポイントで還元してもらえるため、お得にポイントを利用できます。ただし、分割払いを選択した場合は分割手数料が発生するため、クレジットカード会社の公式サイトで手数料の金額を確認しておきましょう。

請求金額を見える化できる

クレジットカード払いにすれば、請求金額の可視化も可能です。クレジットカード会社から送付される明細書を確認することで、利用履歴を一覧で確認できます。明細書を家計簿代わりにすれば、計画的な家計のやりくりに活かせます。

クレジットカード代引きでよくある質問

代引きをクレジットカード払いにする際によくある質問を解説します。

クレジットカードで代引きできない理由は?

通販サイトによっては、代引きのクレジットカード払いを決済手段にしないケースも珍しくありません。なぜなら、代引きのクレジットカード払いにすると、通販サイト側は配送会社に代引き手数料を支払う必要があり、通販サイト側の利益が減ってしまうためです。販売利益が減るという理由から、代引きのクレジットカード払いを利用しない通販サイトも存在します。

決済端末が不調な場合は?

配送会社のドライバーが持参する専用端末に不具合が出た場合は、クレジットカード払いに対応できないため現金払いになります。代引きのクレジットカード払いはカード情報の漏洩のリスクは低いものの、専用端末の不具合で利用できないリスクがあることを理解しておきましょう。

万が一クレジットカードを不正利用された場合

不正利用とは、クレジットカードの所有者以外が不正に利用して商品などを購入することです。クレジットカードが悪意ある第三者に不正利用されてしまった場合は、クレジットカード会社へすぐに連絡を入れましょう。所定の手続きを行うことで、不正利用補償が受けられます。ただし、クレジットカード会社によって適用期間が異なるため、事前に確認しておきましょう。

まとめ

代引きでもクレジットカード払いを利用することは可能です。クレジットカードを利用することでポイントが貯まるうえに、現金に換えたり商品代金の一部にあてたりすることもでき、お得です。上手に利用しましょう。